こんにちは!結婚13年目、単身赴任7年目の山田です。
2015年の厚生労働省の調査によると離婚件数は22万件です。
1970年の離婚率は約9%でしたが、離婚率は約35%!
驚くほど離婚率が上昇しています。
さらにショックなのは単身赴任者の離婚率はさらに2倍!
単身赴任であることは明確な離婚リスク要因です。
わたし自身単身赴任の身でありながらそれは強く感じます。
周りに単身赴任者が多いわたしが、自身の体験を踏まえつつ、単身赴任者の離婚理由を6つ紹介します。
単身赴任者の離婚、6つの理由
不倫・浮気
常に不倫・浮気などの異性関係は離婚理由の上位です。
単身赴任家庭は夫、妻ともに配偶者の監視外の行動を取りやすく、不倫・浮気相手と会いやすい環境です。単身赴任男性は独りの時間も多く、単身赴任先の家に帰ってもやることもありません。
飲みに誘われれば気兼ねなく行けます。
休日であっても帰省しない日は自由です。デートも可能です。泊まることもできます。
夫側だけでなく、妻においてもそうです。
妻の不倫を描いたドラマ『昼顔』は注目を浴びました。流行するのは共感する人が多くいるから。
実際わたしの周辺も不倫をしている既婚女性は驚くほど多いです。
鈍感な男性よりも女性は気づかれずに上手に不倫や浮気をします。
単身赴任家庭は不倫・浮気をしやすい環境が離婚へと繋がります。
趣味が楽しくなる
単身赴任家庭に発生する問題・・・それは『寂しさ』です。
夫が居ない寂しさ、妻や子どもに会えない寂しさ。
夫婦共に寂しさに直面する単身赴任家庭。
その寂しさを埋めるために趣味を作り、ポジティブに日々の生活を送ろうとする人もいます。
しかし、その趣味が原因で家庭崩壊・・・。
趣味が楽しくなり、帰省をしない夫。
夫が帰省しても趣味を優先する妻。
そして夫婦はすれ違いを起こして家庭が崩壊し離婚に至るパターンです。
趣味で知り合った仲間と不倫浮気に発展して離婚。そんなパターンもよく耳にします。
家庭が成立しない
そもそも同居しないと家庭が成立しなくなるケースがあります。
同居していても夫が妻の話を聞かず、すれ違いが生じ、不満が溜まった結果・・・離婚。
同居していなければ、この過程が加速するパターンです。
人間は慣れてくる生き物です。
単身赴任当初はこまめに連絡を取り合う夫婦でも、年月が経つに連れて連絡の頻度は低下。
そもそも夫婦、家族として成立しているのか不明に感じて離婚に至るパターンです。
金銭問題
単身赴任は家族が一緒に住むのと比べて、圧倒的に支出が増えます。
家計が2つになるので当然です。
監視される環境でなくなった途端に金遣いが荒くなる人がいます。
かといって、同居していたときの様に細かな部分まで管理することもできず、喧嘩になります。
お金で揉めると本当に険悪な雰囲気になります。
単身赴任家庭では喧嘩をして修復する機会やきっかけも少ないです。小さなボタンのかけ違いが重なり、そして大きくなり離婚に至るパターンです。
ストレス
単身赴任家庭の離婚理由の1番大きなものの一つ、それはストレスです。
妻、夫、子どもに会えないストレス。
単身赴任が長く続けば逆に夫が帰省するストレス。
金銭的なストレス。
不倫・浮気の形跡があるストレス。
単身赴任先から帰省するための肉体的ストレス。
枚挙に遑がないストレスが単身赴任家庭にはかかります。
このストレスをどうやって和らげるか、どうやって付き合っていくかが大切です。
このストレスをなくすのは無理です。
会えない時間=心の距離
結局のところ『会えない時間=心の距離』が広がっていくことで、離婚に繋がります。
一緒に居ないこと、連絡を取らないこと、ちょっとした相談をしないことが当たり前になってきます。
心理学で知られる『単純接触効果』ものがあります。
人は接する回数や時間が多いほど、親しみや好意を感じます。
単身赴任家庭ではこの単純接触を半強制的に減少させられるので、離婚率が増加するのは当然の結果です。
単身赴任者が離婚しないためには
こまめな連絡を取り合うことです。
監視するためではなく、相手の興味を無くさないためです。
そして、単純接触を増やすためです。
夫はできるだけ帰省できるときは帰省して、妻は夫が帰省する時は一緒に時間を過ごすようにすることです。
当たり前のようですが、単身赴任期間が長くなると徐々にコレが薄れてきます。
実際、わたしも帰省の回数や妻からの連絡回数がかなり減っています。
自分自身危険信号・・・。
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