もはや花粉症は国民病と言っても
過言ではありません。
今や4人に1人が花粉症と言われており
3,000人以上の人が花粉症を持つ日本。
花粉症の症状は薬で抑えている人も多いと思います。
花粉症はいつから薬を飲みはじめるか
タイミングが重要って知っていましたか?
くしゃみが出始めてから
鼻水が垂れ始めてから
花が詰まり出してから
目がかゆくなってから
薬を飲み始めても遅いのです。
薬を飲みはじめるタイミングについて解説します。
花粉症の薬はいつから開始するのか?
花粉症の治療には
『初期療法』と言われるものがあります。
初期療法とは花粉が飛散開始する少し前から
薬を飲みはじめることを指します。
環境省が花粉の飛散開始時期を予測しています。
その前に病院にいき薬を処方してもらって
飲みはじめる必要があります。
なぜ花粉が飛散するまえから薬を飲むの?
花粉が飛散し始める前から薬を飲みはじめると
花粉シーズンを通じて花粉症の症状を軽減できることが
証明されているからです。
一度、決壊した鼻水のダムは
いくら薬を使っても完全に修復することが
困難です。
このダムの決壊前に薬を使うことで
ダムの決壊を最小限に留めることができます。
想像してください。
どんなものでも壊れてしまってから治すのは大変です。
でも、壊れることが分かっているのであれば
補強したり修理することで
壊れるリスクは低減することができます。
花粉症についても同様のことが言えるのです。
花粉症の薬は特別扱い
花粉症の薬は特別扱いをされているのをご存知ですか?
日本では花粉症の薬を病院やクリニックを受診して
健康保険書を提示することによって
3割の価格で処方してもらうことができます。
花粉症の薬の何が特別扱いかというと
予防で使う薬には本来健康保険は効かないのです。
花粉症の初期療法は言わば予防です。
この予防で薬を処方してもらうことが許されているので
処方してもらって使わない手はありません。
いつから薬を飲めばいいのか?
具体的には1月末から
2月初旬には薬を開始したいところです。
例えその時期より後であっても
できるだけ症状がではじめる前には開始したいですね。
2016年の花粉飛散はいつから?
当然のことながら花粉飛散開始時期は
地域によって異なります。
西日本 2月上旬
関東 2月中旬
北陸・東北 2月下旬
花粉の量としては昨年と大きくは変わりません。
例年に比べても少し少ないくらいです。
花粉症持ちとしては花粉の量が少ないと安心します。
でも花粉の量が少ないからといって
症状が出ない訳ではありません。
やはり薬をいつから飲むか!
これが花粉症持ちとしては重要になります。
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