1つの会社で勤め上げる!
親の世代には当たり前であった終身雇用は
現在では少し変わりつつあります。
多くの人が転職を経験する現在。
そこで必要んなるのが転職の理由です。
転職先の面接で必ず聞かれる前職を退職した理由。
また、
勤めている会社に伝える退職する理由。
本音の理由はあるでしょうが
転職先と勤務先に同じ退職理由を言ってしまっては
転職先での面接は落とされ
勤務先からは睨まれる最悪な結果となります。
うまく建前の理由を勤務先には伝えて
転職先の面接では”欲しい人材”と思われなければなりません。
うまく本音と建前を使い分けて転職を成功させましょう!
退職理由の本音とは?
1位:上司の仕事の仕方が気に入らなかった
2位:労働時間、環境の不満
3位:人間関係がうまくいかなかった
4位:給与が低い
5位:仕事内容がおもしろくない (リクナビNEXTより)
リクナビNEXTによる調査の結果では
上司や職場の人間関係がうまくいっていないことや
賃金を含めた労働環境が悪いことが上位を占めます。
退職の理由の共通点は”マイナスな理由”です。
新しい能力を身に付けたい
キャリアアップしたい
やりたい仕事が見つかった
などの”ポジティブな理由”が
転職の動機になっていないことがわかります。
これをそのまま勤務先に言ったらどうでしょう!
部下:『課長のやり方が気に入りません』
上司:『なに?(怒)』
部下:『もう辞めます』
上司:『・・・(心の声:それほど嫌なら辞めろ!)』
本音の理由をそのまま言ってしまうと
波風立ちまくりでお互いが最後も気分悪くなります。
さらに考えて見ますと退職の1ヶ月前には
退職の意向を伝えなければなりませんので
退職までの1ヶ月が相当居づらく仕事がやり辛くなります。
”辞めるから嫌われてもいいや!”
と思って本音を言ってしまうと
自分にしっぺ返しが返ってくることを認識しておきましょう!
一方で、
転職先の面接で本音を伝えたらどうでしょう!
面接官:『どうして前職をお辞めになろうと考えたのですか?』
転職者:『はい、上司と折り合いが悪く、給料も安かったからです。』
面接官:『そうですか・・・(心の声:こいつ大丈夫か?すぐ辞めるんじゃないか)』
この様に本音の理由をそのまま伝えて面接は成功するでしょうか?
もちろんNGですよね。
会社(勤務先)に伝える退職理由の具体例
ここで大前提として意識して頂きたいことがあります。
”立つ鳥跡を濁さず”です。
先ほど述べましたが
不満があって転職を決意した場合でも
残り1ヶ月はその会社に勤務することを考えて下さい。
関係がそもそも悪くなっている場合も少なくないかもしれませんが、
退職の意向を伝えたことで新たに発生する
トラブルや揉め事はできるだけ避けましょう!
そのためには上辺だけでも結構ですので、
できるだけ相手に敬意を払った形で伝えましょう!
そして感情的な簡単な決意ではなく
将来のことを含めてじっくり考えた結果
出した答えであることを伝えましょう!
▪️あえて退職理由を明確にしない
日本語には非常に便利な言葉があります。
”一身上の都合”です。
『一身上の都合で退職させて頂きたいと考えています。』
退職の理由まで詳細に勤務先の会社に
報告しなければならないルールなどはありません。
しかし、当然のことながら上司は『なぜ』と
聞いてくるであろうことが予測されます。
ですので、大前提として敬意を払って
じっくりと考えた結果である”雰囲気”を作ることで
わざわざ理由まで述べる必要がなくなります。
▪️キャリアアップのためにでなはく◯◯
『キャリアアップの転職します』
と言われたら頑張れと思う人もいるでしょうが
同業他社に転職する場合も多いと思いますので
”うちの会社ではキャリアアップ可能な
スキルが身につかないと思っているのか?”
とひねくれて受け取る人もいます。
ですので、
『やりたいことが見つかったので挑戦したい』
と伝えることをオススメしています。
挑戦という言葉を使うことで
異なる業界や業種という印象を抱かせることができ、
転職先と自分の会社を比較して
自分の会社が劣っているから辞めるのではない
と感じさせることができます。
転職先の面接時に伝える転職理由の具体例
それでは次に転職先の面接時には転職の理由を
どう伝えればいいのかをみていきましょう!
▪️キャリアアップをしたい
転職先の面接では逆にキャリアアップをしたいために
働きたいという意思・意欲を伝えて下さい。
自分には今現在この様な経験とスキルがあり
それを御社で活かすとともに
自分自身のスキルを磨くことができる会社であるために
入社を強く希望するという意向を伝えます。
ポイントは現在の経験とスキルを伝えること。
そして、これからも成長していく意思を強く持っていること。
この2点が重要です。
キャリアアップ=年収のアップと
受け取らないでください。
カネで動く人間はカネで動かなくなりますので、
その様な人材は嫌われます。
▪️◯◯をやりたいを明確に!
転職先の会社が特徴のある会社である場合や
希望している職種がある場合には
『御社で◯◯がやりたいので入社を強く希望します。』
と意思を明確にする方法があります。
大前提として前職の会社に不満があり辞めた訳ではなく、
魅力とやりたいことが御社にはあるので、
転職をしてでも一緒に仕事をしたい
というパッションを持った意思を伝えることが
ここでは重要になります。
退職・転職に向けて
ここまでご覧頂きましていかがだったでしょうか?
ポイントはどちらの会社にも建前で伝える理由は
”ポジティブ”である必要があることをご理解頂けたでしょうか?
本音はネガティブでも建前はポジティブな理由を作りましょう!
面接官も勤務先の上司も辞職や転職の理由が
建前であることは分かっています。
分かっていてもストレートにネガティブな理由を言われたら
いい気持ちにはなりません。
だって人間ですからね。
悪口や愚痴を聞いていい気持ちにならないのと同じです。
転職で70%の人が年収のアップを勝ち得て
80%の人が不満の解消に繋がったと解答しています。
退職・転職はタイミングが重要です。
退職・転職を検討されているのであれば
いい案件があればいつでも転職できる準備と
情報収集から始めてみるのも
いいかもしいいかもしませんね。
思い立ったらすぐ行動!
これもいいでしょう!
一方で
いつ具体的に行動に移してもいいように
事前準備から始めていく
そんな気軽な考えも大事でしょう!
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