インフルエンザに罹ってしまうと
1週間はベットを仲良くしなければいけません。
外出も禁止されることから
受験シーズンに流行するインフルエンザは受験生の大敵です。
そこで心強い味方としてインフルエンザの予防接種があります。
しかし、予防接種もきちんとした知識を持って行わなければ、
全くの意味のないものになってしまいます。
今回はインフルエンザの予防接種を効果的に利用するために
必要な情報をまとめました。
インフルエンザの流行時期について
インフルエンザは毎年1月から3月に流行のピークを迎えます。
この時期はちょうど受験シーズンです。
受験当日にインフルエンザに罹ることは最悪ですが、
受験直前にインフルエンザに罹ったために
満足のいく直前対策ができなかったと
一生後悔することが無いようにしっかりと対策をしましょう!
予防接種の効果には2週間
それではいつ予防接種を行えばいいかについてです。
結論から言います。
10月中に1回目の予防接種を受ける。
1回目を受けた4週後に2回目を受ける。
合計2回予防接種を受けましょう!
ちょっと待ってちょっと待って♪
流行が1月〜3月なのに?と思われたかもしれません。
流行のピークが1月〜3月というだけであって
11月頃からインフルエンザウイルスは活動期にあります。
また、予防接種ワクチンは効果を示すまでに
接種から2週間必要だと言われています。
そのことを考えると10月に接種しなければ
間に合いません。
では、なぜ2回の接種が必要なのかです。
1回の接種で効果がない訳ではありません。
2回接種する理由はブースター効果を得るためです。
そもそも人間の身体は1度感染したウイルスに対しては
早くそして強く排除できるように身体が抗体(免疫)を作ります。
再度ウイルスが体内に侵入してきたときに
抗体が早くそして強力にウイルスと戦い排除してくれます。
ワクチンは病原性を無くしたウイルスの一部を使います。
ワクチンの接種によって身体とウイルスを接触させ
免疫をつくるわけなのです。
最初の感性のときに比べて2回目の感染のときは
免疫のレベルが上がります。
それが3回になればさらに上昇します。
そのために予防接種は2回受けることが推奨されています。
ワクチンの効果はどれくらい続くの?
ワクチンの効果は1回の接種で3ヶ月〜5ヶ月と言われています。
大雑把に言うと4ヶ月前後です。
予防接種を2回することで免疫のレベルが上がるので
ブースター効果によって数ヶ月持続すると考えられます。
予防接種に必要な金額は?
インフルエンザの予防接種には保険が効きません。
市町村などの自治体が
インフルエンザの予防接種に補助金を出していたり
健康保険組合からの補助金が出る場合があるので
ぜひ1度調べて下さい。
肝心な予防接種の金額ですが医療機関によって値段が異なります。
3000円〜5000円くらいと幅があります。
オススメの接種場所はクリニックなどの開業医です。
重症患者を大病院へ軽症な日常診療はクリニックへ
との医療政策が国にはあります。
大病院はインフルエンザの予防接種での病院が溢れないためにも
インフルエンザの予防接種の金額を高く設定する場合があります。
まとめ
人間の身体は不思議なものです。
元来備わっている免疫の力を利用した予防接種。
この力を最大限に活かすためにも適切な時期に
最大限効果が得られる方法で接種したいものです。
大切な受験シーズンにインフルエンザで涙を流すことが
ないことを祈っています。
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