昔はイケメンが好きでした。優しいイケメンが理想の彼氏。
でも、年齢が上がり、結婚を考えるとイケメンでは食べていけない。やはり経済力がある人がいいと思うようになりました。国税庁の調査によると日本の平均年収は441万円。上場企業に限定すると589万円。上場企業に勤務する彼氏と結婚できると勝組。上場企業の彼氏または夫をゲットすると女子会では勝組の空気を醸し出す女友達。
でも、上場企業に勤務する彼氏との結婚は本当にいいのでしょうか?上場企業の彼氏との結婚での後悔はあります。
金銭感覚
先述の様に上場企業の年収は全体の年収と比較して約150万円高いとのデータです。平均ですので、年齢や業種によって幅はあるものの基本的に年収は高いです。それに加えて大きいのが福利厚生です。家賃補助や様々な福利厚生が年収150万以上の可処分所得を現実のものとしてくれます。
しかし、貯金ができませんでした。中途半端に年収が高いので、ちょっといいもの、これくらいっかととお財布のひもがゆるくなり貯金ができません。貯金ができなくても、ボーナスがしっかりでますので、少なからず貯金が貯まってはいます。年収ほど貯金ができず、金銭感覚が上がっていくので将来の不安が絶えません。
その金銭感覚の違いに気づくのは地元で非上場企業の彼氏と結婚した友達との会話です。収入が高くない分、身の丈にあった支出にとどめているので、わたしより貯蓄がある友達もいます。一方で、上場企業の旦那さんの仕事で都心部に住んでいるため物価も高く、周りの人たちも浪費傾向が強く、金銭感覚が周りつられて悪化していきました。
加えてプライドです。旦那さんもせっかくなんだからちょっといいものをと言います。周りの〇〇さんがすすめてくれて・・・と。周りも上場企業で働いている人が多いので、”それなり”というプライドと”せっかく”という言葉でお金を浪費してしまうようになりました。
浮気のリスク
お金があるとモテます。男性の年収と性交渉経験には相関があります。
全ての人がするとは限りませんが、そのリスクは上昇すると考えて間違いないです。
転勤
上場企業の場合、全国に事務所があるケースが多くあります。それに伴って転勤を強いられることは避けられません。転勤辞令は会社の都合で求められるため意図しない土地に住まなければならないのは本当に苦痛です。これがきっかけで大きな喧嘩に発展することも少なくなく、今まで円満だった家庭の崩壊のきっかけになります。
仕事が続けられない
今ではダイバシティ、多様性という言葉も一般化しつつありますが、現状はまだまだです。旦那さんの仕事に合わせることが前提です。旦那さんが転勤をすれば、自分が仕事を続けることは困難ですので、仕事を継続することは困難です。転勤先でもいつ転勤になるか分からないので、急な転勤を考慮するとなかなか自分がやりたい仕事をすることができません。。
離婚できない
自分に仕事がなく、自分に収入もないので、堪え難い苦痛があっても現実問題として離婚ができません。離婚したいのに離婚できないのは本当に堪え難い苦痛です。もし、わたしに子どもがいなければ、離婚の選択をとることはできると思いますが、子どものことを考えれば我慢するしかありません。
お金のに縛られる
お金の苦労をしたくないと思って年収の高い上場企業の彼氏と結婚しました。でも結局お金がネック、お金に縛られる人生になってしまいました。
上場企業は一般的に年収が高いメリットはあるものの、夫の会社の都合で人生にとって大切なこと、例えば住む場所や家族との時間は自分たちでコントロールできないことも多くあります。その自分たちでコントロール不可能なことが、家庭に暗雲をもたらすことは少なくありません。
親の年収と子どもの学歴には相関があるとデータがあります。子どものことを考えると離婚する決断が難しく、家族の仲がいいという小さな幸せを手に入れることができなかったのが1番の後悔です。
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