毎年冬の時期になると猛威を振るうのがインフルエンザ!
仕事をしている人や
受験生にとってはこのインフルエンザは大敵です。
インフルエンザ予防接種はありますが
実はインフルエンザの予防接種によって
インフルエンザに罹らなくなるわけではないのです。
インフルエンザウイルスが体内に侵入したときに
ウイルスを退治してくれるように対策をするためのものなのです。
そのために予防接種をすることで
体内にインフルエンザウイルスが侵入したときに
完全に退治してくれたり
完全に退治することができなかったとしても
重症化することを防ぐ意味で非常に重要です。
イメージとしてはインフルエンザウイルスを退治する兵隊を
予防接種によって体内に作っておくということです。
先ほども述べましたが
完全にインフルエンザに罹らなくすることは
予防接種でも不可能なために
インフルエンザに罹ってしまったときには
病院に行って薬を処方してもらう必要があります。
最近では様々なインフルエンザに対する薬があります。
今回はインフルエンザの治療薬についてまとめました。
5種類のインフルエンザ治療薬
病院を受診して
インフルエンザと診断されると
インフルエンザ治療薬が処方されます。
インフルエンザ治療薬と言っても
少しずつ違いがあります。
まずは5種類の
インフルエンザ治療薬について
確認して行きましょう!
▪️タミフル(オセルタミビルリン酸)
言わずと知れたインフルエンザ治療薬タミフル。
インフルエンザにはA型とB型があることを
ご存知の方も多いと思いますが、
タミフルはその両方に効果があるとされています。
飲み薬のカプセル剤ですので
1日1カプセルを7〜10日間飲みます。
症状が出始めてから48時間以内に飲み始めると
効果があると言われています。
ですから
インフルエンザかな?
と思ったら病院に行って早めに検査をすることをオススメします。
▪️リレンザ(ザナミビル水和物)
タミフルに次いで有名なお薬がリレンザではないでしょうか?
タミフルと同様にA型、B型ともに効果があるとされています。
タミフルとの違いは吸入薬ということが挙げられます。
専用の吸入器を使用して
1日2回5日間吸入を行います。
インフルエンザウイルスは喉などの
気道で増殖しますので
ウイルスに感染してから
早めに吸入をするのがよいとされています。
▪️イナビル(ラニナミビルオクタン酸エステル水和物)
イナビルもリレンザと同じ吸入薬です。
A型、B型ともに効果があるとされているという点も同じです。
イナビルとリレンザの1番の違いは
イナビルは1回吸入するだけで終了です。
何日も吸入を続ける必要がありません。
▪️ラピアクタ(ペラミビル)
ラピアクタというお薬の名前には馴染みが薄いかもしれません。
それもそのはずラピアクタは注射剤なのです。
注射剤なのでお薬を持って帰ることもありませんので、
聞いたことがないかもしれません。
このラピアクタも症状が出てから
48時間以内に投与するのが効果的だとされています。
▪️シンメトレル(アマンタジン塩酸塩)
シンメトレルはは錠剤又は粉の飲み薬です。
シンメトレルの特徴はA型のみに効果がある点です。
まとめ
現在5種類のインフルエンザ治療薬が使用できます。
どのお薬も早めに投薬されることで
最大限効果を発揮することができます。
体調がおかしいな〜
と思ったときには早めに病院を受診して
お薬を処方してもらうのがよいでしょう。
その前にまずはインフルエンザに罹らないこと!
そのためにはインフルエンザの予防接種と
手洗い+うがいは基本ですね。
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