お子様との関係がうまくいっていなとお悩みのおかあさんは
ぜひとも【その1】からご一読ください。
さて【その1】の続きです。
なぜ、あなたのこどもがあなたのことを嫌うのですか?
真剣にその理由を考えたことがありますか?
そして、その理由を解決すべくこどもの目線に立って考えたことがありますか?
こちらの問いをあなた自身に問いかけて頂けましたでしょうか?
■こどもが母親を嫌う理由を考えてみましょう
多くの方が最初この問いをご覧になられたときに
そんなの当り前じゃない、考えたことなんてもちらんあるわ!
考えなくてもそんなことわかっているわ。私は母親よ!
そう思われたのではないでしょうか?
【その1】を最後までお読み頂いたあなたならもう大丈夫だと思います。
例え考えたことがあったとしても
それは
あなたの視点であなたのルールに当てはめて
こどもの視点は排除して考えてはいなかったでしょうか?
こどもにはこどものルールができていて
そのルールと母親であるあなたの言うことの相違点はどこにあるのか
を考えていましたでしょうか?
もしそれを考えていない状態で
いくら正しいことをこどもに伝えたところで
こどもの心は納得しません。
一見納得したような態度をとったとしても
心は簡単に納得しないものです。
納得した様な態度を示すこどもは要注意です。
なぜなら
こどもは我慢しているからです。
我慢はどこかで無理がかかっている状態です。
いつか爆発します。
爆発の頻度が少ないこどもは
爆発したときの大きさはとんでもない大爆発になります。
■母親がこどもの視点に立ってこどもの視点で考えることが大事
母親がこどもの視点で考えることが大事です。
こどもの視点で考えて
こどもの主張が正しいことも多いです。
そこを見逃して間違った母親の主張を押し付けると
どんどんとこどもは母親を嫌い離れていきます。
こどもの視点と立場で考えた結果感じることがあると思います。
考えた結果、
”やっぱり母親であるわたしが正しい”
はい、その通りです。
9割近いことは母親であるあなたの主張や意見が正しいです。
そのために先ほどの問いで”考えたことがある”とお答えになった方も
こどもが母親を嫌う、こどもとの関係性
で悩まれているのです。
ここで重要なことがあります。
■正しいか正しくないかはどっちでもいい
そうです。
正しいか正しくないかはどっちでもいいのです。
こどもが反発するのは理解されていないと感じているからであることが非常に多いです。
こどもの視点に立って考えた結果
母親であるあなたの主張が正しかったとしても
同じことをこどもに伝えてしまっては意味がありません。
こどもの主張や意見を理解してあげないといけません。
例えこどもの意見や主張が間違っていたとしてもです。
大切なことは母親がこどもが理解しようとしていることを
こども自身が自ら感じられるように接してあげること。
母親としてあなたの意見を伝えたいとしても
まずはこどもの話を聞いてあげることが大切です。
ときには話をしているときに
すぐにでもあなたの意見を言いたくなることがあると思います。
いえ、むしろほとんどの場合そうでしょう。
けれども、できるだけあなたの意見は言わないでおきましょう。
えっ!?意見は全く言ってはいけないのですか?
と思われたかもしれません。
意見はそのときすぐに言わないだけで
時を変え、場所を変えて
こどもが受け入れてくれそうなタイミングを見計らって
伝えてみましょう。
そのタイミングは母親であるあなたが1番わかるはずです。
あなたとこともの関係性やこどもの性格・あなたの言い方
それらによってそのタイミングは変わります。
■こどもは理解してほしい 自分のことを考えてほしい
こどもは理解してほしいと思っています。
思い出してください。
旦那さんと付き合い始めたころのことです。
自分の思っていることを言い当てられたり
自分のために何かをしてくれたときに嬉しかった経験はないですか?
逆に今
子育ての大変な状況を理解されずにイライラすることはありませんか?
この経験があるのであれば
あなたも自分のことを理解されたいという気持ちを持っているのだということでしょう。
そのためにこどものことを思って言っていることやしていることが
こどもに理解されない状況がツライと思います。
ですが
こどもとの関係を良好なものにするためには
100%の力でこどもの目線に立つ努力をして
100%こどもの考えていることを理解する努力
をしてほしいと思います。
繰り返しにはなりますが、
その結果見えてきたものが正しいか正しくないかは
どちらでもいいのです。
100%理解する努力をした結果みえてきたことが
あなた自身の考え方と合致しない場合に
こどもの考えを通す必要はありません。
どこか歩み寄って話をできるポイントがないのかを
100%の力で探してください。
こどもは話を聞いてほしいし理解してほしいと考えています。
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