テレワークでわかった!会議の本当の意味

サラリーマン
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みなさんの会社は現在どの様な状況でしょうか?

店舗業務をされている業種であれば、営業自粛でかなり大変な状況であるかと思います。

オフィスで内勤業務がメインの仕事に従事されている方であれば、テレワーク(在宅勤務)での業務になったいる方も多いのではないでしょうか。内勤業務がメインの方だけではなく、法人営業やルート営業を中心とした営業職の方々であっても顧客への訪問ができないためにテレワークを行なっている方も多いかと思います。

内勤業務がメインであった方、営業職の方に関わらず、共通したことがある様に感じます。今回はその点についてまとめました。

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会議が増えた

テレワークになり会議が増えた方も多いのではないでしょうか?

『今までこんなに会議があったかな?』

『この会議本当に必要?』

そう思う様な会議が圧倒的に増えたと感じている方は多い様です。

どの様な会議が増えた?

ではどの様な会議が増えたのでしょうか。

始業会議時に本日の業務内容を確認したり、昨日の行なったことを報告する、または連絡事項を行う会議です。いわば朝礼の様な会議です。今まで朝礼を行なっていた業種ならまだしも朝礼など行なっていない企業が多いのではないでしょうか?

そもそも連絡事項を中心とした内容であれば、資料の共有やメールでの通知で済むはずです。それをわざわざ時間をとって行います。

テレワーク下で成果を上げるためにはどの様に業務を改善すればよいかなどの話し合いをさせる会議もあるようです。しかし、その様な会議は結論を見出すのが難しく時間だけが過ぎていき、結論が出ないので同じ様な会議が何度も行われることも少なくありません。

会議のための会議も増えています。上層部へのプレゼンなどの準備や打ち合わせのための会議ことを会議のための会議といいます。環境が変わっているので報告などを経営陣は求めます。すると上層部の基本的な考えに忖度し、否定しない様な内容に調整するための会議が開かれます。テレワーク前にもこの様な会議は多々行われてきましたが、求められる報告の件数や内容が難しく、会議の時間や件数ともに増加しています。さらに中間管理職の40代、50代のおじさま中心にTV会議を苦手としているので、PCの操作に戸惑い,肝心に会議の内容を深堀することが難しく、こちらも何度も同じ様な会議を繰り返す結果となっています。

本来、その本人や中間管理職が自分の頭で考えて動けばいい案件までを会議という形に変えいる会議が本当に多くなっています。

なぜ会議が増えるのか

それはズバリ

“時間潰し”

“人を信用していない”

この2点につきます。

時間潰しとはテレワーク下で自分の仕事を自分の頭で見つけることができない人が約8時間の在宅での勤務に時間を持て余して会議を設定します。本来であれば、大きな指示を管理職、直属の上司等から受けて、その指示の内容を最適最善にするための方法等を自ら考えて実行すべきところですが、考える作業を放棄している人がいます。もっと言うならば、上司も具体的な指示がしにくい状況にあります。そのため指示がないと動けない指示待ち人間は動くことができず、とりあえず会議をやっていれば仕事をした気になるために会議を設定します。

在宅での勤務では本当に仕事をしているのか可視化できません。テレビを観ていたり、漫画を読んでいてもわかりません。ですので、サボることを防止するために会議を設定します。すなわち人を信用していないのですね。でも、その様な会議に生産性は全くなく、心身ともに疲弊するだけです。

会議の本当の意味

会議の本当の意味は

“仕事をやった気になれる”

ということです。会議をしていたら必須とされている勤務時間は埋まるし、仕事をした感じになれます。もちろん本当に必要な会議はありますが、多くの会議は目的もよくわからないダラダラとした会議であることが多いです。

在宅勤務になり、業務が制限され、実際に行わなければならない必須の業務も少なくなっている人が多いのが現状です。営業が自粛されているので、発生する経費も少なくなり、経理の仕事は減ります。営業職も顧客に提案する機会等も少なくなるので、作成する資料等も減ります。各職種でこの様な状況になり“仕事をやった気になれる”会議が急増しているのです。

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