MR不要論!爆発!

MR
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緊急事態宣言が出されてからというもの、どの職種の営業マンはかなり時間を持て余しているのではないでしょうか?

昔は“足で稼げ”などと言われるほど、人と会ってなんぼの職種でした。今でも人と会って関係性を築いて購入してもらう。または契約や採用に至るなんていうのが通常の流れです。

しかしながら、自粛の流れが続き顧客を訪問できない営業職は何をする訳でもなくテレワークを多くのの人が行っています。やることがないので、会議をしている会社もかなり多いのではないでしょうか。

営業職の中でも少し特殊なのが、製薬会社の営業職です。MRと言われる営業職はモノを売るのではなく、自社医薬品の情報を医師や薬剤師に提供し、医薬品が適正に使用される様に促すのが仕事です。

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MRの役割

従来MRは病院やクリニックを訪れて、企業が用意したパンフレットを使用し医師に情報を提供してきました。情報提供の基本は施設を訪問することからはじまります。同じ様な効果の同じ様な医薬品であれば、やはり新しい情報と共に訪問をしてくれるMRの会社の薬を使用するのはある種当然でしょう。

医師は日々の診療が多忙です。様々な情報が日々アップデートしていく医療の中で、MRから得られる情報は貴重との意見もありました。

勃発したMR不要論

一方で、ITとデジタルデバイスが普及した現在においては多くの情報は医師自らインターネットを介して得ることができる様になりました。

そのためMRは必要ないと考える医師が多数存在するのも事実です。

MRがもたらす危険性

今回の感染症の影響により情報の仲介役のMRがウイルスの仲介役になる可能性が強く考えられます。多くのMRは担当の病院やクリニックを多数もち、1日で何軒もの病院、クリニックを訪問します。知らないうちに感染し、人に感染させる可能性があるのが今回のウイルスの特徴です。訪問した病院で顕在化されていないクラスターが発生していて、自らもウイルスに感染した状態で次の病院を訪問したらどうなるでしょう?次に訪問した病院でもクラスターを発生させるきっかけとなることは言うまでもありません。

MRの未来はあるのか?

実際に武田薬品は上記を理由の一つとして医療機関への訪問自粛を継続することを表明してる。大日本住友製薬は人員削減に言及している。経営が悪化する前に人員削減に取り組む理由を退職の手当等を十分にするためとも述べている。

この様な流れの中でMRを削減するのは間違いない流れである。企業が導入する新しいアプリや業務管理システムを使いこなすことができないMRは確実に削減の対象になるであろう。

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