2017年4月秋田県の人口が等々100万人を切りました。
1956年のピーク時には135万人の人口がいた
秋田県の人口減少がとまりません。
特にここ20年間は1年に1万人の減少ペースが続いており
どんどんと若者を中心に人口が減少し
人口減少に加え高齢者割合の上昇が深刻です。
秋田の人口減少の理由はどこにあるのでしょうか?
秋田県人口減少の理由 その① 保守的
県外の人から見た秋田県は保守的です。
考え方や行動はもちろんのこと
新しいものを取り入れるのが苦手な様です。
その最たる象徴が交通機関と言えるでしょう!
JR秋田駅に行って大きな違和感を感じることがあります。
それはSuicaで電車に乗車できないことです。
JR東日本で発行しているSuicaが電車の乗車に使用できない。
こんなことがありえるのでしょうか?
2001年にSuicaが発行され
今日2018年現在で約17年の年月が経過しています。
現在ではコンビニや飲食店など
様々な場面で使用可能になっているSuicaです。
その電車の乗車の利便性を目的に発行されたSuicaが
発行している大元のJR東日本の
電車乗車に使用できないなんてありえないとは思いませんか?
しかしそれに疑問を持たずに未だに導入されていないのが
秋田のJRなのです。
ここに新たな便利ツールを導入しない
秋田の県民性を感じずにはいられません。
更に驚くべきことに
JR秋田駅構内にあるコンビニ等では
Suicaが使用できるのです。
加えて新幹線の車内販売でも
Suicaは使用可能です。
もうお分かりでしょう。
大元のJRの乗車にSuicaが使用できないのは
JRの怠惰怠けであると言わざるをえません。
そしてJRが怠けるのは県民がその便利さに気がつかない
アンテナの低さが理由です。
JRの乗車に使用できないため
秋田中央交通でも
Suica等の交通系電子マネーが使用できません。
この時点で他県と差ができており
暮らしにくい県であると
日常生活で感じられずにはいられません。
秋田県人口減少の理由 その② 交通の便が悪い
冬は当然の事ながら雪が降り交通機関が乱れます。
それだけでも煩わしいにも関わらず
移動に使える公共交通機関が不便です。
秋田市内の中心部はバスがある程度利用可能ですが、
少し中心部から離れると車なしではとても生活ができません。
日本では自動車免許を取得できる年齢は18歳です。
この不便な環境で18歳まで過ごした若者たちが
高校を卒業すると同時に県外に出たいと思うのは当然のことです。
秋田県人口減少の理由 その③ 県外に出るのが大変
東北の優と言えば仙台です。
若者たちは秋田の田舎では満たされない流行を求めて
都会に買い物等に行きたいと考えるのは同然です。
しかしながら、仙台にいくのが大変過ぎます。
JRで行こうものなら片道1万円を超える金額の
電車代が必要になります。
20歳前後の若者がこの金額を簡単に払えるわけがありません。
お金があったとしても
片道10,710円も払って約2時間30分の電車に乗る必要があります。
そこでバスという違う手段を考えますが、
片道4,100円も払って順調に行っても約3時間30分もかかります。
そこまで苦労してこれだけの金額を払うのであれば
一掃のこと都会に出た方がいいと考えるのは当然のことです。
秋田県人口減少の理由 その④ 陸の孤島
秋田県は東北地方のなかでも特に他県へ出るのが難しい県です。
特に冬は雪などの天候の影響を強く受け
飛行機の欠航・遅延が頻発します。
陸路で秋田からの脱出を試みても
JRの運休・遅延の可能性も他県より格段に高いのが実情です。
そのため本当に秋田県から出られない日がが存在します。
その様な状況ではビジネスのスケジュールを立てづらく
土地が安くても企業は拠点を置く
大きなリスクを背負うことになります。
秋田県人口減少のまとめ
秋田県は非常に素晴らしい土地です。
しかしながら、
他県で生活をしてその便利さや
スピード感を感じてしまうと
秋田の不便さや遅れを感じずにはいられません。
秋田県で生まれ育った方々はそれを肌で感じることは難しいかもしれません。
若者が一旦県外に出て
新しいものを取り入れた生活の素晴らしさを
知ってしまうと秋田県に戻ってこないのは
当然のことでしょう!
加えて転勤等で秋田に赴任したサラリーマン達が
秋田で根をはることを考えないのも当然です。
秋田県の人口減少を抑えないためには
全国的に当然になっているインフラを改善しなければ
困難でしょう!
高齢者が重要なことは重々承知ですが、
人口減少を食い止めるには
10代から20代前半の人達が過ごしやすくすることに
フォーカスをする必要があります。
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